こんにちは。とらすけです🐯
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我が家の息子は小4で学校へ行けなくなり、小6まで完全不登校。
中1では希望のフリースクールに週1回通学。
現在は中2になり、自分の力で勉強がしたいと、人生を開拓中です。
▼我が家のこれまでの不登校ストーリーをまとめた記事はコチラ▼
【不登校実体験ブログまとめ】小4〜中2の4年間の記録を一気読み!(全話リンク付き)
▼勉強に関する過去記事はコチラ▼
「【不登校】「勉強の遅れ」はどうする?不登校の子が勉強に取り組むために必要なこと」
さて今日は、
私が【断捨離によって、息子へのイライラを減らせるようになった】という経験談を元に、
【断捨離をすることのメリット】いついてお話をしたいと思います。
皆さんの中にも、
不登校に対して頭では理解できてきたけど、感情だけがついていかない…
どうしても子どもにイライラをぶつけてしまい後悔の繰り返し…
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私もそうでした。
でも断捨離を始め、物を手放していくうちに、心に余裕ができ、凝り固まった価値観・思考を手放すことができるようになりました。
その結果、イライラが減り、子育てだけでなく、自分の人生もとても楽に生きられるようになりました。
断捨離をすると、このような変化が出てきます。
- 心と時間に余裕ができてイライラが減る
- 脳に余白ができて頭がスッキリ、思考がスッキリする
- 自分を苦しめている価値観、執着に気づき、手放せる
- 世間からの評価や目が気にならなくなる
- 【他人軸】を手放し、【自分軸】で生きられるようになる
- 人生が生きやすくなる
- 親の心が満たされることで、子どもも元気になる
断捨離は、お子さんが不登校でない方や、子育てをしていない方にもオススメなので、不登校とは関係ないよ〜という方も、参考にしていただければと思います。
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【不登校】子どもにイライラしない親になるために私が実践した7つのこと
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私が断捨離をはじめた理由

息子の不登校で悩んでいた私が、なぜ断捨離を始めたのか。
それは…
当時、ある不登校ママさんの「物を7割減らしたらイライラしなくなった」というツイートがきっかけでした。
当時、不登校に対して、自分にできることはやり尽くした感があった私。
「断捨離なら、家で今すぐにでもできる。ちょっとでもイライラしなくなるなら、騙されたと思ってやってみよう!」
と、スタートしたのです。
やり始めると、不思議なことに、物が減るにつれて生活も心もどんどん楽に。
結局1年以上かけて6~7割の物を減らしました。
そして、気づけば、不登校に対する感情はもちろん、自分の人生そのものが生きやすくなり、以前よりも幸せを感じられる人生になっていました。
断捨離はどんな人におすすめ?
断捨離がおすすめな人
もちろん、物が多くても綺麗に整理整頓され、人生にとても満足されている方もたくさんいるかと思います。
でも、何だかわからないけど、モヤモヤ・イライラしてしまう…
自分でもどうにかしたいけど、どうにもならない…
とお悩みの方には、断捨離・物の少ない暮らしがおすすめです。
- 理由はわからないけど、イライラ・モヤモヤする
- 頭の中がごちゃごちゃする
- 心に余裕がない
- なぜかいつも時間がない
- 育児・家事でやることが多すぎる
- めんどくさがりや
- 片付け・整理整頓が苦手
- 人からの評価、世間の目ばかり気になる
- 他人の意見を優先してしまい、自分の本当の気持や意見がわからない
要するに、私みたいな人(笑)
ちなみにこれ。
全部、過去の私です…。
過去の私は、人からどう思われるか、人からの評価ばかりが気になって、「自分軸が全くない人間」でした。
そもそも、「他人軸」「自分軸」という感覚さえもわかりませんでした。
そして家事が大嫌い。
自分ばかり忙しい!時間がない!と、子どもにもイライラしてばかりでした。
それに加えて、息子の不登校。
もう気が狂いそうでした。
いくら知識を詰め込んで頭で理解できても、感情がついていかず、結局イライラ。
そんな私が、断捨離を始め、物を通して自分と向き合ううちに、イライラも世間からの評価も、凝り固まった思考・執着も、徐々に手放せるようになっていったのです。
なので、同じような悩みをお持ちの方がいたら、ぜひやってみてほしい!
断捨離は、
- 自宅で
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できます!
断捨離の効果・メリット
物が【少なくなることで】得られるもの
というわけで、断捨離をすることで得られることを紹介していきたいと思います。
と言っても、断捨離のメリットを本気で紹介し始めると、1記事には収まりきらないくらいたくさん出て来ます…
なので今回の記事では、大きなくくりで紹介をします。
- 視界の余白
- 時間の余裕
- 脳の余白(思考の余白)
- 心の余白(心の余裕)
視界の余白

【物が減ると、視界に余白が生まれます】
断捨離をすると、当然ながら物が減ります。
↓
物が減ると、家の中の空間に余白が生まれます。
↓
余白が増えると、目に入ってくる情報も少なくなります。
私達は暮らしの中で、見ているつもりはなくても、実はたくさんの物が目に入っています。
そして、視界からの情報は常に脳に取り込こまれ、脳は頑張ってその情報を処理しようとします。
無意識だけど物が視界に入って、集中力が途切れたり、今の作業以外のことを無意識に考えてしまったり…なんて経験、ありませんか?
逆に、視界に入ってくる物が少なかったら?
「今、目の前にある」作業・人・物・音楽に集中できます。
そうすると、目の前の事や物の大切さをより感じ、より楽しむことができますよね。
同じ動作・同じ時間を過ごしていても、物が多いと「今目の前にあるもの」の楽しさや価値が減ってしまっていることがあるんです。
脳の余白(思考の余白)
【物が減ると、脳に余白が生まれます】
無意識であっても、視界に入る物の情報が常に取り込まれている状態では、それだけで脳のリソースが大量に使われています。
取り込む情報が多ければ多いほど、脳も余白がなくなり、疲れてしまいます。
脳が情報でいっぱいになると、何かを考えようとしても頭の中がごちゃごちゃの状態になり、判断力も落ちてしまいます。
逆に物が少なくて脳にも余白ができれば?
頭がスッキリ、思考もシンプルになってきます。
「今考えなくていいこと」に時間をとられることなく、「今必要な物事」「今目の前の課題」に集中し、頭の中が整理しやすくなってきます。
「頭がスッキリしている状態」を、常にキープできるようになります。
時間の余裕

【物が減ると、時間が増えます】
一見、「物の量」と「時間」って関係ないような気もしますよね。
でも、大いに関係あるんです。
その理由は、
物が少ないと、生活におけるあらゆるアクションが減るから
例えば【掃除】。
「掃除機がけ」「棚の拭き掃除」で考えてみてください。
実際は、こんな細かい作業が詰まっています。
- 掃除機をかけるために床のものをよける・片付ける
- そもそも掃除機を出す時に、他のものに引っかかってスッと出せない
- よけた物をまた元に戻す
- 棚やキッチンを拭くために、そこにある物をよける・片付ける
- 拭いた後にまた、物を元の位置に戻す
- 出ている物自体にもホコリや油汚れが溜まって、掃除しないといけない物が増えていく
- 掃除しないといけないものが増える→めんどうになりやらずに放置→もっと汚れがひどくなる→やっと決心して掃除をする時には、汚れが固まり掃除が大変な状況に→余計に時間がかかる負のループ
あげればきりがないけど、【物が多いがために複雑化したり面倒になっている作業】って実はたくさんあるんです。
でも物がなければ?
【掃除機かけよう→掃除機すぐ取れる→掃除機かける→掃除機片付ける→終わり】
【棚、キッチン拭こう→拭く→終わり】
【物がないからホコリや油汚れがこびりつくもの自体がない→掃除が不要】
物がないだけで、これまで「めんどくさい」「手間がかかる」「汚れが溜まってるけど見えないことにしよう…」と思っていた作業が、【とてもシンプルで一瞬で終わる作業】になります。
これだけでも、どれだけの時間、そして脳のリソースを使わずに済むか。
そして掃除に限らず、あらゆる家事・作業において、かなりの時間を使わずに済むのです。
その結果、「あれ?なぜかめっちゃ時間に余裕があるぞ!?」という現象が起きてきます。
時間に余裕ができたら?
自分のために使える時間が増え、自分を満たすことができる。
自分が満たされてくると、子供の気持ちを考える余裕もでてきます。
心の余白(心の余裕)

最後に。
【物が減ると、心の余裕が生まれます】
これは、視界、時間、脳の話とつながってきます。
物が多いと、
・家事に時間をとられ時間が足りない
・視界からの情報が常に入ってきて頭の中がぐちゃぐちゃ
・いつも思考が忙しい状態
これでは、心の余裕はないですよね。
イライラもします。
では逆に。
物が少なく
「視界の余白」
「時間の余裕」
「脳の余白」
が増えてくると…?
自然と心にも余裕ができてきませんか?
イライラも減ってきます。
そうすると、
- 子どもの話を聞く時間と心の余裕が生まれる
- 子どもの気持ちを考え、自分の感情を整理する脳と思考の余白が生まれる
- ありのままの子どもを受け止める心の余裕が生まれる
どれも、不登校の子どもを受け入れ、寄り添う上で大切なことです。
物を【手放す過程】で得られること

さてここまでは、物を減らした【後】についてのお話をしてきました。
ここからは、物を手放していく【過程】で得られるものについて、紹介していきたいと思います。
- 「他人軸」ではなく「自分軸」で物事を判断できるようになる
- 世間からの目・評価を手放せる
- ずっと握りしめていた価値観への執着が手放せる
- 自分の本当の気持ちに気付けるようになる
- 「ないもの」ではなく、「今あるもの」に気づき、感謝できるようになる
【物を手放す過程】には、様々な作業が詰まっています。
- 目の前の物は必要か?不要か?
- 必要だと思う理由は?
- 手放せない理由は?
- その理由は、他人への見栄や、評価のためではないか?
- それは「今の自分」にとって必要な物か?
- 本当に「自分が」欲しい物だったか?
- 「過去の自分」や「親」が必要だったのではないか?
「物を手放す作業」は、「選択の連続」です。
最初は、判断が簡単にできる物からスタートします。
でも、手放しが進むにつれて、判断に悩むことが増えてきます。
その度に、上記のような質問を自分に投げかけ、自分で考えて判断する作業が必要になります。
それをひたすら繰り返しているうちに、だんだん【自分の中での判断基準】が出来上がってきます。
今まで「自分で判断しているつもり」だったことも、
- あれ?それって、世間一般的に言われてるから、そう思っていただけなのでは?
- 親に言われてきたから、そう思い込んでいただけかも?
- 持っているのが当たり前だと思い込んでたけど、よく考えたら「自分にとって」は必要ないかも?
そんな思考ができるようになってきます。
そう。
物を手放すために自問自答を繰り返すことで、【自分軸】が出来上がってくるんです。
断捨離と不登校の関係

断捨離と不登校対応の共通点
そして、みなさん。
お気づきですか?
先ほど紹介した考えって、不登校と向き合う上でも必要になる思考だと思いませんか?
世間がどう思うかよりも、「目の前の我が子」にとっての安心・幸せは何か?
世間の意見や正論が、必ずしも正しいわけじゃない。
「過去」よりも「今あるもの、今自分が感じるもの」に目を向ける。
「未来」はもちろん大切だけど、だからこそ、未来につながっている「今」を大切に生きていく。
「世間の考える幸せ」と「子ども本人が望む幸せ」、どちらが自分にとって大切か?
子どもの気持ちを無視して、世間の意見を優先させることを、自分は望んでいるのか?
【自分軸で考える】
【自分の気持ちに耳を傾ける】
【今あるものに目を向ける】
断捨離は、不登校と向き合う上で大切なことを教えてくれます。
「自分の人生」を生きられるようになった
そして私自身もまた、自分の人生が楽に生きられるようになりました。
ずっと親の理想を叶えるために人生を生きてきた私は、息子の不登校と、断捨離のおかげで、ようやく自分の人生を自分でプロデュースできるようになりました。
また、断捨離をしている時は、自分自身の内側に意識を向ける必要があります。
その結果、ずっと息子の状態にばかり行ってしまっていた意識を、自分に向けることができたのです。
「息子を変えよう」「息子を動かそう」としているうちは、なかなかうまく行きませんでした。
でも。
「自分はどうなりたいか?」
「自分は何を望んでいるのか?」
「自分は何が心地いいのか?」
そうやって自分に意識を向けている内に、自分自身が楽になり、その結果、息子を受け止めることができるようになっていきました。
価値観のアップデートで親も子も楽に

親が変われば子も変わる
【親が変われば子も変わる】
不登校を乗り越えた親御さんからよく聞く言葉ですが、私も自分の体験からもそう思っています。
ただ、それは「変わっていないあなたはダメだ」という意味ではありません!
「今のあなたは十分頑張っている。だから今度は【自分のために】、頑張りすぎて張り詰めている自分の心と、自分を苦しめている思考を緩めてみて。すると、不思議と子どもも変化し始めるから。」
ということです。
だから自分のことを責めないでくださいね。
だってみんな、子どものため、自分のために頑張っているんですから。
そんな必死で戦っている親御さんたちがダメなんてことはありません!
「変わりたい」を邪魔するもの
でも、そんな頑張っている親御さんたちを苦しめている思い込みや価値観が、それぞれあると思うんです。
「私が頑張らなければならない」
「私がどうにかしなければならない」
「良い親でいなければならない」
「学校へ行かせなければならない」
「他の子と同じレールに戻さなければならない」
「勉強は遅れたら取り戻せない」
「ゲームは制限しなければならない」
「生活リズムは崩してはいけない」
私もこれらの「べき」「ねば」を握りしめ、縛られていたので、気持ちはめちゃくちゃわかります。
でも実は…。
これらの思い込みって、一昔前の「世間」に作り出されたものだったりしませんか?
小さい頃から自分が、「親や学校から言われて」出来上がった価値観だったりしませんか?
その「ねばならない」の奥には、世間からの目や人との比較が隠れていませんか?
頑張り屋さんであればある程、これらの価値観に縛られてしまって、板挟みで苦しくなってしまっている親御さんも多いのではないかと感じます。
子どもの将来が不安、心配。
親だもの、不安になりますよね…
私も今でもやっぱり、不安や心配が出てくることはあります。
でも一般論・正論を言っている人たちってもっともらしいことを言っているけど、その人達は不登校に本気で向き合ったことあるのかな?
目の前の我が子の気持ちよりも、不登校の子の苦しさを知らない人たちの意見のほうが正しいのかな?
本当にその人達の言う事聞けば、我が子は元気になる?
そこから外れたら、本当に未来はないの?
ましてや、私達の親世代の価値観って、戦後の時代のものじゃないの?
私達が生まれた頃から考えても、もう40年以上経ってるよ?
実際、私が古い価値観や執着を手放したら、息子は悪化するどころか、回復し始め、息子らしい笑顔も戻ってきました。
今自分を苦しめているものを緩め、手放すことができたら、きっと親御さんたちの気持ちも楽になります。
そして、それが子どもの回復につながります。
断捨離!まずは「ちょい捨て」からやってみよう!
でも、いきなり「価値観手放そう」「執着手放そう」と言われても、そう簡単なことじゃないですよね。
できる人もいると思いますが、私はできませんでした…。
そんな価値観・執着ガチガチだった私でもできるようになったきっかけが、【断捨離】でした。
だからもし昔の私みたいに、行き止まり状態で苦しい人がいたら、断捨離をやってみてほしい。
断捨離は、今日から、自宅でできます。
また、断捨離の進め方などについての記事も書いていきたいと思っていますが、まずは皆さん、キッチン・洗面所あたりで目についたゴミ、明らかに使っていない物を捨てる「ちょい捨て」から始めてみてください!
今日1個でも捨てたら、1歩前進です☆
まとめ
断捨離で「物が減る」と
- 視界がスッキリする
- 頭の中がスッキリする
- 時間が増える
- 心に余裕が生まれる
その結果、イライラが減り、子どもと向き合う余裕につながってきます。
また、断捨離で「物を手放すことを繰り返す」ことで
- 「自分軸」で物事を判断できるようになる
- 人からどう思われるかが気にならなくなる
- 『自分が主役の人生』を生きられるようになる
- 世間からの評価よりも、自分の心の声を優先できるようになる
- ずっと自分を縛っていた価値観や、執着が手放せる
- 凝り固まった思考を緩めることができる
- 「ないもの」ではなく、「今あるもの」に気づき、感謝できるようになる
その結果、幸福感が上がり、人生が生きやすくなります。
私は、物を手放し、物の少ない暮らしをすることで、自分の心や時間に余裕ができ、自分が満たされると子どもとも向き合えるようになりました。
まさに、『自分が変わると、子どもが変わる』の現象が起きました。
もちろん、断捨離を始める前に、不登校やADHDを理解するための情報を取り入れたりはしていたので、その効果もあったと思います。
でもそれだけでは、変わりきれない部分があった。
その私をアシストしてくれたのが断捨離でした。
不登校に限らず、もし今、人生に行き詰まっている人がいたら、断捨離チャレンジしてみてください。
それではまた。とらすけでした🐯
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